地下スペース Chika No Akichi にて開催していました2019年の締めくくり展示、FUTATSUKUKURI 冬の特別展[ ハレの日のしたく ] 昨日で終了となりました。
ご来場していただいた皆様、お買上げいただきました皆様、気にかけていただいた皆様 ありがとうございました。
毎展示なのですが、作品 + 展示設置スタイル + お客さんの楽しみ度 = 空間の温度みたいなものが見えてくるのですが、今回は十周年を迎えた FUTATSUKUKURI の今までの積み重ねがいろんな形で展示空間から伝わってきました。大きく四つ感じたこと。
1. 「どこかレトロ、そして乙女で可愛い」と言った声をよく聞くのですが、「レトロで可愛い」って言ってる人が現代人。これって日本女子がいつまでも魅了される独自普遍性ではないか?とつくづく感じました。
2. 変わらず続けて来た発表スタイルがファッション混迷期に、より輝きを増して本当の意味の「オルタナティヴ」をしめしている と感じました。
3. 日常から紡ぎ出される強いもの。
今だけ美味しいと感じる大味(体に優しくない)なスイーツやお肉ではない、日々いただく「一汁三菜」 のような 体に優しくも強くなれる そんな服。 (しかし たまに 「パンク」や「ちょっと変」といったスパイスが、かかっていたりもする)
4. 十年継続して 発表スタイルを含め、ククリを取り巻く クリエイター(写真家、音楽家、イラストレーター…)や、そしてお客さん。それぞれの点が線で繋がり 面になり ククリ文化が徐々に確実に広がっていると感じました。
これからの10年…の展開もすごく楽しみです。
また FUTATSUKUKURIと楽しいことできれば思っていますので、その時もよろしくお願いします。