12ヵ月連続予定 POTTOトークショーの1回目を終えて 自分なりに感じたことの報告。
実は昨年に一度やったのですが、その時はファッションの話からおおきく逸脱し、ほぼオカルト話に終始してしまい それも大変面白かったのですが、今回は一貫してファッションの話をやるぞーと臨みました。
で、今回は前回話題にのぼったデザイナー「田村千晶」さんや「スーザン・チャンチオロ」の資料を山本さんが用意してくれ(お客さんの分まで)ファッショントークショーがスタートしました。
3月 東京でやる ショーついて…
山本さんから「テーマなどの目標を決め、そこへ向けての服作りはなんか違うなーと思う」と、大変興味深い話から始まり。
また「服は人が着て完成するものでは?」との問いに対して「着なくても OKなのでは…」とか、テクノロジーとは逆の”感覚”で作る = 感覚派の話とか、
そこを確立できれば ファッション史の1ページになるかも とか….。
ファッション界だけでの文脈、フォーマットの中から作る服ではなく、違う切り口から作る服。などなど
と 山本さんの服に対する考え方、取り組み方 を聞いていると現代美術家のようなのですけど、ファッションデザイナーから芸術の方向へアプローチするのではなく、また 服を安易に芸術と融合(絵だけをのせるとか)するのではなく、
服でどういかに感覚派としての見せ方、そして 新しい感覚の服を完成させるのか?!
と いうような話が大変面白く そんな ラディカルな服飾家と一緒に仕事ができることに感謝すると共にワクワクした時間でした。
着れる服は古着含め、ファストファッション等 たくさんあり、着れなくとも手元に入れたい服。これはありです。
「あるある」と共感されるではなく、「ないない」とその人に刺激を与へ、ワードローブ、考え方の幅を広げる そんな新しい提案、出会い。
デザイナーも意図していなかった 想像を超える服。
このトークイベントから、何かが生まれてくるかもしれない そんな予感がした時間でした。
次回は、2月は16日(土)を予定しております。皆様も是非ご参加を!